就活情報

就活情報

ノウハウ

製薬業界を目指す薬学生必見!製薬業界オンライン合同説明会準備ガイド

製薬業界を目指す薬学生必見!製薬業界オンライン合同説明会準備ガイド

製薬業界志望の薬学生にとってオンライン合同企業説明会とは

製薬業界を目指す薬学部の学生にとって、オンラインで開催される合同企業説明会は、製薬業界全体を知るため、自分のキャリア軸を定めるための重要な機会です。就職活動のスタートダッシュを切るうえでも、ここでの準備と行動がその後を左右します。

しかし、何の準備もなく参加しても、情報は流れていくだけで頭に残りません。オンラインだからこそ、事前準備の質が、説明会そのものの価値を決めると言っても過言ではありません。

今回は製薬業界志望の薬学生に向けて、オンライン合同企業説明会を最大限活用するための具体的な準備・行動のポイントを紹介します。

説明会で得たいことを明確にする


まず大切なのは、「この説明会で自分は何を得たいのか」を明確にしておくことです。

以下のようなゴールを事前に整理しておくと、説明会での情報の受け取り方が大きく変わります。

☑MRという仕事のリアルを知りたい
☑自分に合う企業タイプを探したい
☑内資と外資の違いを体感したい
☑将来エントリーする企業候補を絞りたい
☑企業の人事担当に覚えてもらいたい
☑自分に合う職種や働き方のヒントを得たい

こうしたゴールを持つだけで、受け身で聞いているだけの1時間が、「自分から情報を取りに行く時間」に変わります。

オンライン環境とマナーの整備

オンライン説明会では、画面越しの印象がそのまま社会人としての印象に直結します。まずは静かで生活音の入らない環境を確保し、背景は白壁やシンプルな本棚など、余計な情報のない背景が望ましいです。

背景が乱れていたり、クローゼットが開いている場合、「整理整頓が苦手なのでは?」という印象を与えることもあります。バーチャル背景を使う場合も、落ち着いたものにしましょう。

照明は顔の正面から当たるようにし、逆光を避けること。可能であればデスクライトを使用して、表情が明るく映るように調整しましょう。

入室は開始の5~10分前が理想です。表示名を企業ごとに変更できるよう練習し、音声・カメラテストを済ませておきましょう。スマートフォンのZoomアプリもサブ機として準備しておくと、トラブル時の備えになります。

参加企業の事前調査は必須


製薬企業は、それぞれ扱っている疾患領域や研究開発の方向性に明確な特色があります。説明会での理解を深めるためにも、事前に以下のような情報を調べておきましょう。

☑企業理念(患者中心・サイエンスドリブン・グローバル志向など)
☑重点領域(オンコロジー、CNS、感染症、希少疾患など)
☑主力製品とその社会的意義
☑開発パイプライン(モダリティの種類や進行段階)
☑内資か外資か、売上構成のバランス

たとえばオンコロジーに強みを持つ企業でも、免疫チェックポイント阻害薬に注力しているのか、ADCや細胞療法に重きを置いているのかは大きく異なります。

このような事前調査により、説明会中の話が理解しやすくなり、質問の質も格段に上がります。

比較観点を持って参加する

合同説明会は、複数企業を同じ条件で比較できる数少ない場です。何を基準に比較したいのか、事前に決めておくと、企業ごとの差がより明確に浮き彫りになります。

☑内資/外資の文化や評価制度の違い
☑担当疾患領域と成長性
☑MRの役割や裁量の広さ
☑研修・教育制度の具体性
☑キャリアパス(本社・MSL異動の可能性)
☑働き方(直行直帰、在宅勤務など)

外資は成果主義・スピード重視、内資は人間関係重視・じっくり育成という傾向があります。どちらが合うかは、性格や価値観との相性です。

質問を考えることで志望度と準備度が伝わる

オンライン説明会では、質問の質がそのまま「どれだけ準備してきたか」「どれだけその企業に興味があるか」のバロメーターになります。

事前に企業HPや採用ページを読み込み、「ここまでは調べたけど、ここは現場の人にしか分からない」と思えることを質問として準備しておきましょう。

質問例:
「若手MRが最初の3年間で経験する業務と、成長を実感しやすいタイミングを教えてください」
「訪問規制の中で、御社のMR活動はどのように変化しましたか?」
「御社の考える“理想のMR像”とは、どのような姿でしょうか?」

質問の前に「HPで〇〇の取り組みを拝見しました」と一言添えるだけで、準備してきた印象がぐっと強くなります。

画面越しでも印象を残す振る舞い

オンラインでは、相手に与える印象の大部分が「視覚」と「声」で決まります。

☑姿勢は背筋を伸ばす
☑話を聞いているときはうなずきや笑顔を意識する
☑Zoomのリアクション機能を積極的に使う

質問時は、大学名・学部・学年・名前を名乗り、結論から質問し、最後に「ありがとうございます」で締めると好印象です。

また、マイクのオンオフや発言タイミングへの配慮など、小さなマナーが社会人としての信頼感につながります。

説明会後の振り返りが未来を作る

説明会後24時間以内にアンケート記入と自己振り返りを行いましょう。

☑この企業は一言でいうとどんな会社か
☑他社と比べて惹かれた点、合わないと感じた点
☑もっと深掘りしたいキーワードやテーマ
☑今後のアクション(座談会参加、インターン応募など)

説明会はゴールではなく、次の行動への第一歩です。得た情報を整理し、どの企業にどうアプローチするかを明確にしましょう。

オンライン説明会こそ、「準備」で差がつきます。製薬業界という専門性の高いフィールドだからこそ、情報収集力・行動力・考察力がものを言います。ぜひ万全の準備で、就活を有利に進める一歩を踏み出してください。

就活支援サイト