薬学生のMR就活での情報獲得方法

今回は現役のMR志望薬学生へMR就活の情報獲得方法をインタビュー。
実際の活動内容などを参考にしてみてください。
■ MR就活ではどんな情報が必要だと感じましたか?
Aさん:
MR就活において情報は本当に必須だと感じています。
情報戦と言っても過言ではないほど、企業研究、内定者や現役で働く人の体験談、実際の声、どのような選考方法なのか、ESの内容、通過したESの内容、面接の質問内容、Webテストの種類、インターンシップの具体的な内容、日程、早期案内が来るかどうか、どんな人が参加していたのか、企業の客観的なイメージや成長率、どんな人が働いている会社なのか、企業の強みや弱みなど、必要な情報がとても多いです。
情報を持てば持つほど本当に有利になります。
■ 企業研究はどんなふうに進めていましたか?
Aさん:
企業研究に関しては、まず大学で開催される企業理解セミナーや合同説明会に積極的に参加して、たくさんの企業を知るようにしていました。
その後、気になる企業があれば、説明会を受けてみました。企業が大切にしていること、どんな人材を求めているか、企業の目標や強みなどを理解することができます。
そこで自分との共通点を見つけることを意識していました。
そして、もっと情報がほしい時には、企業説明会や合同説明会で積極的に質問するようにしていました。
企業側は質問されて嫌がることは全くなく、むしろ自分の会社に興味を持ってくれていると感じて好印象です。インターンが始まっていない時期は、説明会で質問することが一番アピールできるポイントなのではと思っています。
■ 就活サイトはどのように活用していましたか?

Aさん:
企業の選考情報については、就活体験談などが載っている就活サイトやアプリをかなり活用していました。
昨年度の選考情報、ESの内容、インターン参加者の体験談、インターンの開催時期、ES締切時期、Webテストの種類など、知っていたら得な情報が本当にたくさん載っています。
ESを書く時には、合格者の書き方や構造を参考にすると通りやすいという噂もあります。
また、企業を複数受けるとインターンの日程が重なることもあるので、昨年度の日程が参考になりました。
Webテストは種類がひとつではなく企業ごとに癖が強いものもあるため、事前にどんなテストなのか知っておくことで対策しやすいです。(もちろん毎年同じとは限らないですが、同じ内容が多い印象です)
さらに、インターンで何をするのか、どんな社員とどのくらい関われるか、グループディスカッションの有無や内容などの体験談がとても参考になりました。対策をすれば次に進むチャンスが増えるので、この情報はとても重要でした。
■ 就活サイト以外の情報源では何が役に立ちましたか?
Aさん:
インターンが始まってからは、アプリ以外では人に聞くことが一番の情報源でした。
MRを志望する学生はコミュニケーションが好きな人が多く、インターンで同じグループになった学生とLINEを交換して後日連絡を取り合ったり、情報交換会と言いながらご飯に行ったりして仲良くなります。
そこで持っている情報を共有して多くの情報を収集していました。
例えば、ESで自分は落ちたけど友人は通ってインターンに参加した場合、その企業のインターンではどんな人が多かったか、どんな内容だったか、去年から変化があったかなどの話を詳しく聞きました。
ご飯会では、どの企業のESを出して通ったか通らなかったか、インターンの内容、直近のESの提出日、面接の日程、グループディスカッションの立ち振る舞いやコツなど、とても参考になる話がたくさんありました。
ただし大事なのは、ギバーになりすぎないことです。
何でもギブアンドテイクで、自分だけが損しないようバランスを取ることが重要です。
私は選考の面接の日程が分かった時に、友達から内容を聞かれたら次何かいい情報ちょうだいねと言って教えていました。
その後、自分の面接がその友達より後だったので、逆に内容を教えてもらうことができました。
こうして情報を上手く交換することも大事なテクニックだと思います。
■ 実務実習でMRさんと関わる機会はありましたか?
▼ 薬局実習

Aさん:
薬学部の特権として活用してほしいのが、実務実習で現役MRさんの話を直接聞けることです。
実習先にもよりますが、薬局にも病院にもMRは必ずと言っていいほど来ます。
私は実習が始まった当初からMR志望であることを指導薬剤師の先生を含め、薬局内の薬剤師全員に伝えていました。
企業志望だから薬局業務は無理にやらなくてもいいよと言ってもらえましたが、せっかくの機会だったので積極的に服薬指導をしたり患者さんとコミュニケーションを取ったりしていました。
その積極性を評価してくれた指導薬剤師が、MRさんが来た時に引き止めてくれて、4社ほどとお話しすることができました。
そこで名刺もいただき、個人的に連絡してES添削をしてくださる方もいました。今でも相談に乗ってくれる方がいます。
現役MRの声はとてもリアルで、自分が想像していた企業像と違うことが多かったです。名刺は必ずもらってください。そして自分から連絡をすれば返事をいただけるので、実習中にぜひアプローチをしてみてください。
また、指導薬剤師が大学の先輩だったこともあり、自分の先輩でMRしている方にも繋げてもらい、今でもLINEで連絡を取っている方もいます。
長時間相談に乗ってくれることもあり、とても心強かったです。
▼ 病院実習

Aさん:
病院にはMRが複数来るので、こちらも貴重なチャンスです。
私は積極的に実習に取り組んで評価されるようになったタイミングで、MRさんがどのように医療従事者へ情報提供をしているのか見たいとお願いしました。
すると実際にその場を見学させていただけました。
友人は、薬剤師さんが良いと思うMRのお話を聞きたいですと伝え、そのMRさんが来た日に直接話を聞けたそうです。
MRを目指すなら、こうした行動力が大事だと実感しました。
自分からアクションを起こして、情報をつかみに行くことが本当に必要です。
■ 最後にMR志望の薬学生へメッセージをお願いします。
Aさん:
MRは情報を取りに行く力が必要な仕事です。
就活でも待っているだけでは情報は入ってきません。
説明会で質問する、人と積極的に情報交換する、実習でMRさんに話しかけるなど、自分から動けば動くほどチャンスが増えます。
ぜひ勇気を持って行動して、情報を取りに行ってください!