薬学生のインターンシップ攻略法|就活を有利に進めるための準備と立ち回り
就職活動の早期化が進む中、インターンシップの重要性は年々高まっています。企業によっては、インターンシップ参加者限定で早期選考を行うケースもあるため、なるべく多くの企業のインターンシップに参加しておくことが大切です。
インターンシップを通じて、企業ごとの特色や社風、仕事内容などを直接体験できるのは貴重な機会です。特に製薬業界を目指す薬学生にとって、MRや研究、開発、品質管理など、職種ごとの業務イメージを掴めるのは大きなメリットです。
今回はインターンシップ参加にあたっての事前準備、当日の過ごし方、質問の工夫、グループワークでの立ち回り方など、就活を有利に進めるための具体的な方法をご紹介します。

企業研究は準備の第一歩
インターンシップに参加する前には、企業研究を欠かさず行っておきましょう。特に初めて参加する企業の場合、企業理念やビジョン、主力製品、パイプライン、今後の展望などを確認しておくことで、当日の理解度が格段に上がります。
企業説明の際に登場するキーワードや業界用語を事前に知っておくことで、緊張していても話が頭に入りやすくなります。また、インターンシップ後のアンケートや人事との会話の中でも、事前知識を活かした質問や感想が伝えられるため、企業側にも熱意がしっかりと伝わります。
企業研究のポイントとしては、次のような点をチェックしておくと良いでしょう。
☑ 企業理念とビジョン
☑ 主力製品と売上構成
☑ 研究・開発中のパイプライン
☑ 強みのある疾患領域や技術
☑ 海外展開やグローバル戦略
これらの情報は企業ホームページだけでなく、IR情報や就職サイト、就活口コミサイトなども参考にするとより深く理解できます。
質問の準備で差がつく
多くのインターンシップでは、最後に質問タイムが設けられています。この時間は単なる質疑応答ではなく、自己PRの一部と考えて準備するのがポイントです。質問の内容次第で、あなたの関心度や理解度、主体性をアピールすることができます。
特にMR志望であれば、実際の営業活動に関する質問を用意しておくと良いです。
(例)
☑ 医師との信頼関係を築く上で意識していることはありますか?
☑ 初めて担当を持った時に苦労したことはどんな点でしたか?
☑ 医師のニーズをどのように見極めていますか?
☑ 若手MRが成長するために必要なことは何だと思いますか?
といったように、具体的かつその企業ならではの質問が好印象につながります。
オンライン開催の場合は、早めに挙手マークを押したり、チャット欄で質問を投稿したりする準備も必要です。対面であれば、すぐに手を挙げられるよう心構えをしておきましょう。
グループワークは事前の作戦がカギ

インターンではグループディスカッションやワークが行われることが多く、ここでも行動が評価される場面になります。発言の多さだけで評価されるわけではありませんが、自分の役割を明確にしてチームに貢献する姿勢が大切です。
グループワークでは以下のような役割が求められます。
☑ ファシリテーター(議論の進行)
☑ タイムキーパー(時間管理)
☑ 書記(メモ・記録)
☑ 発表者(プレゼンテーション)
☑ アイデア提供者(意見出し)
自分がどの役割で最も力を発揮できるかをあらかじめ考えておくことで、スムーズに議論に入っていくことができます。企業によってはワークのテーマや課題が事前に告知されている場合もあるので、その場合は関連する知識を整理しておきましょう。
また、他の参加者と協力する姿勢や、相手の意見をしっかり受け止めながら自分の考えを述べる姿勢が重要です。ワークの前に同じ企業のインターンに参加する友人と情報交換をしておくのもおすすめです。
自己分析を深めてアピール力を高めよう

自己分析はインターンシップだけでなく、その後の就職活動全体に役立ちます。インターン中に「自分の強みを一言で教えてください」と聞かれる場面も多いため、あらかじめ準備しておくと安心です。
自分の強みやアピールポイントを、具体的なエピソードとともに話せるようにしておきましょう。例えば「困難に直面した時にどう乗り越えたか」「チームで成果を出すためにどんな行動をしたか」などが好例です。
インターン中に印象を残すためには、自信を持って発言できる準備が必要です。他の学生から「見たことがある」と声をかけられるような存在になれると、選考にも良い影響が出てきます。
インターン当日の持ち物とチェックポイント
対面の場合
☑ ノートと黒ボールペン
☑ タブレットやノートPC(必要に応じて)
☑ A4クリアファイル(資料を持ち帰るため)
☑ 学生証や受付票などの書類
☑ 時計(時間管理用)
オンラインの場合
☑ 通信環境と機材のチェック
☑ カメラの角度や照明の調整
☑ 事前にマイクの音量確認
☑ 招待URLへのアクセス確認
☑ 背景や服装の確認
服装は基本的にスーツが好ましいですが、企業によってはビジネスカジュアル指定の場合もあるため、案内をよく確認しておきましょう。シャツやスーツにシワがないか、靴が清潔かどうかも意外と見られています。
髪型は表情がわかりやすいように整え、オンラインでも印象を損なわないように注意しましょう。ナチュラルなメイクや、控えめなアクセサリーで清潔感のある見た目を意識すると好印象です。
まとめ
インターンシップは就活における貴重な実戦経験の場であり、選考への近道でもあります。参加が決まったら、企業研究から始め、質問やグループワークへの準備、自己分析や持ち物のチェックまで、一つひとつ丁寧に準備を進めましょう。
当日は緊張するかもしれませんが、準備ができていれば自信を持って臨めます。多くの企業を経験することで自分に合った社風や職種が見えてきますので、積極的にインターンに参加し、納得のいくキャリアにつなげてください。